三沢さんの最後の対戦相手・齋藤が涙の土下座
プロレスリング・ノア三沢光晴さんの急死から一夜明けた14日、福岡・博多スターレーンに超満員となる2600人のファンを集めて「Southern Navig.’09」が開催された。ファンは声を枯らして応援し、選手も悲しみを振り払うように懸命に戦い抜いた。
第2試合には前日のGHCタッグ選手権で三沢さんの最後の相手を務めることになってしまった齋藤彰俊が登場。あふれ出る涙をこらえきれず、号泣しながら試合に臨んだ。
入場口に姿を現した齋藤の顔は、すでに泣きじゃくっていた。責任を痛感し表情は疲れきっているものの、それでも気丈に振舞おうと涙をこらえ、リングに向かう。そんな齋藤の姿に、会場からは大きな「アキトシ」コールが。「彰俊泣くな!」「がんばれ!」とファンも涙声で必死に声援を送り、齋藤も何より三沢さんのために最後まで歯を食いしばって戦い抜いた。
試合後、齋藤はリング上から本部席の三沢さんの遺影に向かって涙の土下座。ファンも痛いほど齋藤の気持ちは分かっており、拍手と歓声がいつまでも鳴り止まなかった。
バックステージで齋藤は「取り乱してすみません。泣いている場合じゃないんですけどね」とコメント。そして「自分はどんなに重くて大きい十字架でも背負って、前進して、精進していきます!」と力強く天国の三沢さんに約束した。 潮崎、三沢さんに捧げるGHC王座初戴冠「見ていてほしい」
メーンイベントでは、腰椎椎間板ヘルニアにより急きょ今大会を欠場しベルトを返上した秋山準のGHCヘビー級王座をめぐり、力皇猛と潮崎豪が激突した。潮崎は4月19日に北海道・月寒アルファコートドームで同王座へ挑戦しており、今回は秋山の推薦を受けて2度目の同タイトルマッチに臨んだ。
小橋建太や高山善廣らも見つめる中、ゴングが鳴るや両者は真正面からぶつかり合う。しかし、この日のために調整を進めていた力皇は、序盤からパワーにものを言わせ、潮崎を押しまくる。場外乱闘でも潮崎を痛めつけ、主導権を譲らない。
それでも三沢さんの最後のタッグパートナーになってしまった潮崎は、その苦しみを逆水平チョップに込め、徐々にペースを取り返す。さらに、三沢さんの得意だったローリング・エルボーやランニング・エルボーまで繰り出して力皇を追い詰めると、最後はゴーフラッシャーでGHC王座獲得に成功した。
新王者は「自分はまだまだ」という思いからか、ベルトは腰に巻かず肩にかけたまま。それでも喜びを爆発させてリングを下りると、真っ先に会場の一角にあった三沢さんの献花台へ向かう。そして遺影に向かって深々と一礼してから退場した。
コメントブースに着くと小橋が「いい試合だったよ」と潮崎の労をねぎらい師弟がガッチリ握手。すると新王者の目にはみるみる涙が浮かび、三沢さんへの思いを語り始めた。「ここで俺がやらなきゃいけないと思った」と大きな使命感を背にリングに上がっていた潮崎。「社長が作ったGHCのベルトを失くしちゃいけない」と初代GHCヘビー級王者でもある三沢さんの“遺志”を手に入れて、よりいっそう同団体を背負う決意は深まったようだ。続けて潮崎は涙を流しながら「社長の前で取れてよかった。ベルトはすごい重かった」と口にし、王者としてノアをどうしていきたいかと問われるとしばし絶句。そして、声を震わせながら「ベルトを取ったからには、もっとノアをよくしていきたい。社長にも見ていてもらいたい」と天国の三沢さんに誓ってみせた。(2009.6.14 スポーツナビより)
三沢の訃報から一夜明け、開催が危ぶまれた博多大会。
突然の秋山のGHC返上、試合欠場により行われた王座決定戦。
○潮崎豪(22分37秒 ゴーフラッシャー)●力皇猛
悲しみを乗り越えてノアをもっと盛り上げていかなくてはならない選手たち。
ノアの選手は受身が上手いといっても、多くの選手が急角度に頭から落とすフィニッシュホールドを多用する昨今、新日本のようにリングドクターを常に帯同させて万事に備えていくことを摂に願います。
ちなつ(11/ 20)
ゆり(11/ 13)
さおり(11/ 06)
ナツ(10/ 30)
るい(10/ 23)
ゆい(10/ 16)
診断人(08/ 31)