“レスラー”崔が大谷からベルト奪取 あいのりメンバーも祝福=ZERO1
29日、東京・靖国神社相撲場でゼロワンが5度目となる靖国大会「大和神州 ちから祭り」を開催。花見客でにぎわう同所で熱い戦いを展開してみせた。
メーンは、大谷晋二郎の持つ世界ヘビー級王座のベルトに崔領二が挑むタイトルマッチ。静かな立ち上がりから、大谷が崔の足首を固めにかかる。崔が逃れると今度は背後を取り、スリーパーへ。胸板へチョップを打ち込まれる崔の姿に「レスラー、頑張って」の声援が飛ぶ。大谷は崔のプライドを刺激するかのように顔面を張り、腰をつかせると顔面ウォッシュ。反撃を狙う崔へ袈裟斬りチョップを放ち、グラついたところを素早く捕らえた大谷がスパイラルボム。勝利の方程式といっていい、鉄板の大谷フルコースを受けた崔だったが、カウントを返すとハイキックからシドマス。とどめのスカイキックをぶち込み、世界ヘビー級王者のベルトを奪った。
勝利した崔は「突然ですけど、皆さん、自分が他人に誇れるものがひとつでもありますか」とマイク。「俺は不器用で何もできないまま21歳のときにプロレスラーになりました。団体がつぶれて、橋本さんが亡くなって……。いろいろありました。でも、僕は僕なりに誇りを持って頑張ってきたつもりです。僕はゼロワンで、2009年も、2010年もプロレス界を引っ張っていきたいと思います」とプロレス界だけでなく、個の崔領二として観客に語りかけるようにあいさつ。さらにテレビ番組「あいのり」で旅をともにした仲間たちをリングに上げて、「ずっと旅で支えてくれていたメンバーです」と紹介。メンバーたちと「3、2、1、ゼロ・ワーン!!」と唱和、大会をしめてみせた。
(2009.3.30 スポーツナビ)
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